2015年4月16日
大日本印刷（株）は、PSP（株）（本社/東京都、八木裕子社長）と医療用画像管理システム事業において業務提携し、病院や診療所向けに画像解析による診断支援サービスなどの新たなサービスを共同で推進していく。
PSPの医療用画像管理システム事業およびその周辺システムと、大日本印刷が印刷・製版分野で培ってきた画像処理技術を組み合わせることにより、X線、CT、MRI等で得た画像データを自動解析して、例えば乳癌等の発症に関する診断材料を提示するというような画像診断支援機能を新たに提供していくことを目指す。
また、地域医療においては、医療の高度化や専門化に加え、専門的な知識を持つ医師の不足などが課題となっている。その課題を解決するソリューションとして、両社はIT技術を利用し、地域の病院・診療所で撮影した画像を伝送して、遠隔地にいる専門の医療知識を持つ放射線診断医が診断し、結果レポートを返送する遠隔画像診断支援サービス事業も共同で推進していく。
