2014年11月20日
「高解像度・多画面対応型VR技術」概念図
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、8Kを超えるリアルタイム生成映像出力を実現する高解像度・多画面対応型VR技術を開発した。
同技術は、リアルタイムに生成した8Kを超える高精細なVR映像を、大きさや解像度の異なるスクリーンを複数組み合わせた自由なレイアウトで上演できるもの。VRコンテンツの出力には、凸版印刷が独自に開発したVRコンテンツ生成のためのミドルウェア「トッパンVRエンジン」を機能拡張して搭載したマルチGPU構成のワークステーションを採用している。
19日から開催されている「2014年国際放送機器展」(幕張メッセ)で、ソニー(株)とソニービジネスソリューション(株)が国際会議場201会議室に設置した12K×2Kシアターにおいて、「デジタル文化財ナビゲータ」が操作・解説する12KVRコンテンツのインタラクティブ上演によって公開。なお、12KVRコンテンツのインタラクティブ上演は世界初。