2014年10月30日
細型ICタグラベル
大日本印刷(株)は、図書館向けUHF帯ICタグ3種の本格販売を11月より開始する。さらに、自動貸出返却機やセキュリティゲートなどのUHF帯ICタグ機器4種を来春に発売する。
図書館の蔵書管理システムとして、バーコードに代わって書籍を重ねた状態での一括読取や不正持ち出しの検知が可能なICタグの採用が進んでいる。従来はHF帯ICタグが主流であったが、今後は通信距離が長く同時に多数の書籍を読取可能なため、作業の効率化が実現できるUHF帯ICタグの採用が増える見込み。
今回、DNPは図書館向けシステムと親和性が高いUHF帯ICタグの普及促進を目指し、図書館向けシステムの機器での読取性能に優れたUHF帯ICタグと、図書館のニーズに対応して新たに開発する機器を一括で提供し、図書館システムの導入をトータルに支援する。