2014年6月11日
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、世界初となるメカニカルリサイクルPETフィルムを用いたアルミ蒸着フィルムを開発。トイレタリー分野の詰め替えスタンディングパウチや食品・医薬品包材向けに本格的な販売を開始する。
使用されているメカニカルリサイクルPETフィルムは、2012年に凸版印刷と東洋紡が共同開発したもので、リサイクル樹脂の使用比率で世界最高レベルとなる80%を実現している。
今回、このメカニカルリサイクルPETフィルムにアルミ蒸着をしたフィルムを開発。アルミ蒸着フィルム製造段階までのCO2排出量を約20%削減でき、また再生原料を使用しながら従来のアルミ蒸着フィルムと同等の酸素・水蒸気バリア性、加工適性を実現した。