2013年11月15日
SupporTra の「翻訳エディタ」画面
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、低コストで高品質な多言語展開を可能にする企業向け翻訳受託サービスの提供を11月下旬から開始する。
同サービスは、凸版印刷と独立行政法人情報通信研究機構(本部/東京都小金井市、坂内正夫理事長)が共同で開発した翻訳支援システム「SupporTra(サポートラ)」を用いて行うもの。これは、企業がすでに所有している用語集や翻訳結果をデータベースに反映することで、関連する過去の翻訳と訳語や表記を統一、翻訳作業時間の短縮や翻訳品質の向上を実現した。
凸版印刷は今後、企画・編集・デザインなどのノウハウを活用し、同サービスをビジネス向けはもちろん、コミックなどのクール・ジャパンコンテンツ向け、観光分野向けに提供。翻訳受託業務の拡大に注力する方針。