2011年7月26日
すべて段ボール素材を使用、梱包箱もゴミにならずスタンドに変身
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、素材のすべてに再生材料を利用し、梱包箱をスタンドとして使用できる環境配慮型POP「エコスタンディー」のラインナップを拡充し、7月27日より本格的な販売を開始する。
エコスタンディーは、再生材料である段ボールを使用した環境配慮型のPOP。大型店舗ではウェルカムボードとして、中・小型店舗では販売カウンターや陳列棚などの販促ツールとして活用されている。梱包箱をPOPのスタンドとして使用できるため、紙の使用量を約30%削減。また、店頭で使用する際に廃棄物が出ないため、環境にやさしいのも特徴だ。
このたび、従来のストレート形状に加え、表現面が弧を描く「ラウンドタイプ」と、表現面が角度のついた2面構成になる「垂直タイプ」について、それぞれ大小2サイズをラインアップに追加。背面で三角すい状に固定支持する構造(特許申請中)により、これらの形状を実現させた。さらに、サイズや形状のカスタマイズ化にも対応するという。
今後同社は、オリジナル形状の開発などにより「エコスタンディー」のラインアップを拡充させ、2014年度に、シリーズ全体で1億円の売り上げを目指す。