2008年6月17日
凸版印刷(株)は、北海道洞爺湖サミット道民会議の活動への協賛を通じて、北海道洞爺湖サミットを応援する。
同社は、(株)丸山園の協力を得て、凸版印刷の紙製飲料缶「カートカン」を使った丸山園の緑茶飲料1万本を洞爺湖サミット特別デザイン・バージョンに変更して製造し、提供する。
具体的には、6月19日から21日の3日間開催される「北海道洞爺湖サミット記念環境総合展2008」(札幌ドーム)や、「北海道『花いっぱいでお迎え』プロジェクト」の一環として行なわれる植栽イベントをはじめ、道民会議と連携する植樹イベントや会議で無料配布される。
「カートカン」は、凸版印刷の環境配慮型製品として1996年に開発された、紙製の飲料容器。原料となる紙には、間伐材を含む国産材を30%以上使用している。間伐材を使用することにより、健全な森林を育成するうえで重要な「植える→育てる→収穫する」という循環を促し、日本の森林整備に役立っている。
カートカンが森林の育成を促すことにより、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を吸収し、温暖化防止にも効果的な役割を担っている。さらにカートカンの売上金の一部を「緑の募金」に寄付、積極的に日本の森林づくりに協力している。
環境への取り組みを進める飲料メーカー、食品メーカーで採用が広まり、現在、約50社、160製品に採用されている。