2014年10月17日
(社)日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)は、このほど環境に配慮した印刷工場・印刷製品の総合認定制度であるグリーンプリンティング(GP)認定制度において、GPマークの表示可能範囲を広げ、軟包装グラビア印刷製品及びスクリーン印刷製品にもGPマークを表示できるよう新たな制度をスタートさせた。
新制度は軟包装グラビア業界及び同クライアントからの強い要望に応えたもので、今年10月15日開催の日印産連・総務委員会において、全印刷部門のGP工場が製造する印刷製品にGPマーク表示が可能となるよう規定の改訂を実施。この結果、オフセット印刷製品、シール印刷製品、デジタル印刷製品に限定されていたGPマーク表示が、新たに軟包装グラビア印刷製品及びスクリーン印刷製品でも可能となり、平成26年10月15日以降は全ての印刷分野に適用されることとなった。
日印産連では、食品、飲料など日用品のパッケージに広く利用されているグラビア印刷にGPマークが表示されることで、さらなる認知度向上につながると期待している。