2014年2月25日
(株)電通(石井直社長)が発表した「2013年(平成25年)日本の広告費」によると、2013年(1〜12月)の日本の総広告費は5兆9,762億円で、前年比101.4%となった。「アベノミクス」効果による持続的な景気の回復傾向と消費税増税前の駆け込み需要の影響もあり、2年連続で前年実績を上回った。
媒体別にみると、「テレビ広告費」(前年比100.9%)、「新聞広告費」(同98.8%)、「雑誌広告費」(同98.0%)、「ラジオ広告費」(同99.8%)の「マスコミ四媒体広告費」は同100.1%と微増。また、「プロモーションメディア広告費」も同100.1%と2年連続で前年を上回った。メディア価値が定着してきた「衛星メディア関連広告費」(同109.6%)と運用型広告が好調の「インターネット広告費」(同108.1%)は、引き続き堅調に伸びた。