2011年12月8日
(社)日本印刷産業連合会(猿渡智会長)は、環境に配慮した印刷工場・印刷製品の総合認定制度であるグリーンプリンティング(GP)認定制度において、デジタル印刷物(オンデマン印刷物)に環境ラベル(GPマーク)が表示できる新制度を12月15日より開始する。
日印産連では、今月14日に開催されるのグリーンプリンティング工場認定委員会において、同制度で初めてデジタル印刷を行う工場を環境配慮(GP)工場として認定を予定。これを受けて12月15日から認定された工場(GP工場)が製造するデジタル印刷物にGPマークが表示できる新制度を正式にスタートする。同制度は、製造工程における省エネ活動、リサイクル等の環境配慮を評価し、用紙、トナー、インクジェット用インク等資材の環境配慮基準を達成したデジタル印刷物にGPマークが表示できるものでデジタル印刷物では初の環境ラベルとなる。
なお、このデジタル印刷物へのGPマーク表示の新制度は、12月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催されるエコプロダクツ2011において紹介される。