2011年12月5日
ドイツ・マンローランドAG社のヴェルナー・シュナイダー監査人は、信用供与の確保について合意が得られ、同社ビジネスの継続性が確保されたと発表した。
同社は11月25日、リサイジングを断行すべく、ドイツの裁判所に対して必要な申請を行い、その手続きに入っていた(関連記事)。
今回合意した信用供与は、現金で1,000万ユーロ(約10.4億円)、残りの4,500万ユーロ(約47億円)は銀行の債権放棄という形で実現した。同社では「この財務上の合意によって、マンローランドAG社の申し立て後の受注、サプライヤーへの発注についても保証されることになる」としている。