2011年9月1日
握手をする水上会長とティーゲル社長
全日本印刷工業組合連合会(水上光啓会長)は、今年度もアドビシステムズ社の協力を得て、同社の最新バージョンであるAdobe Creative Suite5.5(CS5.5)を全国47都道府県印刷工業組合所属組合員向けに安価で提供する「特別ライセンスプログラム」の募集を開始する。
この特別ライセンスプログラムは、全印工連傘下組合員限定でCS5.5を特別価格とサポートを提供するもの。当初の契約では2年に1度の募集であったが、全印工連では、昨年の募集期間が短く、全国の組合員企業への周知が行き届かなかったことから、アドビシステムズ社との協議の結果、今年度より1年ごとに参加を募ることとなった。また今回から、デジタルパブリッシングソリューションAdobe Digital Publishing Suite(ADPS)の無償半年間トライアルの特典が参加企業に提供される。
「当初は2年毎の受付、更新であったが、昨年の申し込み締め切り後も多くの仲間から参加の要望が寄せられた。そこで、より多くのメリットを全国の仲間に提供するため1年毎の募集に変更した。ぜひこの特別プログラムに参加してもらい業態変革実践の手段として活用してもらいたい」(水上会長)。
「当社にとって日本は世界で2番目に大きな市場。CS5.5には、急速に変化する市場環境のなかで印刷会社が、その変化を活かすために必要なツールが数多く備わっている。より多くの組合員の方に、この特別ライセンスプログラムで新たなビジネスチャンスを掴んでもらいたい」(アドビシステムズ社 クレイグ・ティーゲル社長)。
なお募集開始は9月1日からで、さらに今回から富士ゼロックス(株)、キヤノンマーケティングジャパン(株)、リコージャパン(株)、(株)Too、(株)モリサワ、(株)大塚商会の6社が販売協力を行っていく。