2010年4月21日
（社）日本印刷産業連会（山口政廣会長）は、このほどグリーンプリンティング（GP）認定制度の拡充を図るため、新たにGP資機材認定制度を創設することを発表した。これによりGP認定制度は、GP工場認定制度、GP製品認定制度とGP資機材認定制度で構成されることとなる。
同連合会では、印刷産業界の循環型社会の構築に向けた積極的な取り組みを行っており、平成18年4月には印刷産業界の環境自主基準「日印産連（オフセット印刷サービス）グリーン基準」に基づいた「グリーンプリンティング認定制度（GP認定制度）」を創設。平成22年3月末現在で、グリーンプリンティング（GP）認定工場は213工場に達している。一方で、GP認定工場をはじめ、印刷会社等の購入する資機材のグリーン基準に適合した資機材が一目でわかり、容易に選択できる制度が不可欠となってきた。
そこで日印産連では、グリーン基準に適合した印刷関連資機材をWEB上に掲載するとともに、適合製品にGPマークを表示できるGP資機材認定制度の創設に向けて、昨年から有志の資機材メーカー協力のもと検討を行っていたが、このほど制度作りが一定のレベルに達し、4月から6月末まで制度の試行を実施することとなった。今回は、平成22年7月から印刷関連資機材のうち、洗浄剤、エッチ液の認定を行い、以降対象製品を拡大していく予定。
なお日印産連では、同制度の内容と参加方法を広く認知してもらうため、4月28日に印刷会館において「グリーンプリンティング（GP）資機材認定制度説明会」を開催する。
◆GP資機材認定制度説明会
▽日時=平成22年4月28日（水） 14時～15時30分
▽場所=日本印刷会館 2F 会議室
▽申込み方法=FAXにて 03-3553-6079
※日印産連ホームページにて申込書のダウンロード可。
http://www.jfpi.or.jp/
