2017年5月26日
鶴田 会長
全日本光沢化工紙協同組合連合会(鶴田和也会長)は5月25日、東京會舘大手町において「第50回通常総会」を開催し、新旧年度事業などを審議し、すべての議案を原案通り承認可決した。
冒頭、挨拶した鶴田会長は、先頃行われた東京都光沢化工紙協同組合の通常総会において、同組合の名称を7月1日より「関東特殊加工協同組合」に変更することが決定したことを報告。その上で鶴田会長は、「特殊印刷や光沢と箔押しという表面加工、抜き・スジ加工などは、印刷物の付加価値を高める加飾技術として印刷業界に必要なもの。年々高まる顧客ニーズ、新技術や素材の進歩に対応するためには、加工業者が幅広く連携し、情報を共有していく場が必要となる」と、今回の名称変更の理由について説明し、今後は、後加工に携わる企業に広く参加を呼びかけていくことを明らかにした。
平成29年度の事業計画では、組織拡大強化を目的として、これまで他業界と積極的に推進してきた連携交流を連合という具体的な形づくりへの実施として生かし、組織強化の事業の柱としていく。また、今年9月には「第43回全国大会」を大分県別府市で開催する。