2016年9月21日
東京都印刷工業組合(臼田真人理事長)は9月20日、記者会見を開き、マンパワーグループ(株)とコンソーシアムを組み、東京都しごと財団からの受託事業として「団体課題別人材力支援事業」を実施することを発表した。
同事業は、「人材力強化」「人事制度等の構築」「業界の活性化」の実現を目的に実施されるもので、具体的には「個別コンサルティング」と「資格取得支援・集合研修」の2つで構成されている。
「個別コンサルティング」では、人材採用や育成などに問題を抱えている応募企業の中から26社を選定し、個別コンサルティングで課題解決の支援を行っていく。今年9月より参加募集を開始し、コンサルティング期間は、平成28年11月から平成30年2月まで。
「資格取得支援・集合研修」では、中小印刷業界が対応を迫られている課題などを中心に約20のメニューを選定して、講習・研修会を実施することで各種資格取得の支援を行っていく。今年11月から順次開催され、合計で38回の講習・研修会を予定している。