2016年7月28日
全国印刷工業健康保険組合(青木宏至理事長)は7月27日、全印健保会館において、第161回組合会を開催し、平成27年度の収入支出決算などについて審議し、すべての議案を原案通り承認可決した。
同組合では、平成27年3月に全国10支部の事業所を廃止するなど、本部を中心とした組合事務組織の大改革を断行。その新組織として初年度となる平成27年度の決算状況は、とくに被保険者1人当たりの保険料収入が大幅に増加したことから、実質収支6億9,959万円の実に8年ぶりの黒字決算となった。
組合会の席上、青木理事長は「結果だけを見れば8年ぶりの黒字決算となるが、組織改変がなければ、この利益は出せなかった。全国10支部の皆さんの理解と協力に対し、改めて感謝するとともに、これからも本部の財政健全化に向けて努力していく」と述べた。