2013年12月3日
会長に就任した中曽根参議院議員
全日本印刷工業組合連合会と全日本印刷産業政治連盟が、かねてより発足を呼びかけてきた自由民主党「中小印刷産業振興議員連盟」の設立総会が12月2日、自由民主党本部にて開催され正式に立ち上がった。
設立総会では、規約および人事が審議され、会長に中曽根弘文参議議員、幹事長に伊藤達也衆議院議員、事務局長に宮下一郎衆議院議員が就任することが承認された。また同議員連盟の立ち上げに参加した約70名の国会議員も役員に就任する。
同議員連盟では、中小印刷産業の新たな挑戦を支えつつ、次世代、グローバル化及び地域の視点に立った各種政策を企画立案していく方針。
会長に就任した中曽根参議院議員は「印刷業は、日本の国民生活に不可欠な産業である。しかし近年では、景気動向や環境対応、さらにアナログからデジタルへの移行に伴い、業態も大きく変化していると認識している。我々としては、全国で地域の発展に尽力している中小印刷業の皆さんを応援し、今後も成長を続けられるように諸活動を展開していきたい」と、全国各地で経済・社会に貢献する中小印刷業の発展を支援していく考えを明らかにした。
また同議員連盟設立に尽力し、今回の人事において幹事長に就任した伊藤衆議院議員は「中小印刷業の皆さんは、非常に厳しい経営環境に置かれながら地域経済をリードして、各地域の活性化に取り組んでいる。その地域、経済に貢献している全国の中小印刷業の皆さんを積極的に応援するために、この議員連盟を設立した」と同議員連盟設立の背景について説明した。