2012年1月11日
猿渡会長
(社)日本印刷産業連合会(猿渡智会長)の2012年新年交歓会が1月10日、東京・港区のホテルオークラで開かれ、政界・官界ほか多数の来賓、加盟10団体会員関係者らおよそ750名が出席。
冒頭、新年の挨拶に立った猿渡会長は、2012年の印刷産業が取り組むべき課題について「これまでローカル産業とされていた印刷産業においてもグローバルな視点を持った経営が不可欠となる」との見解を示したうえで「我々、印刷事業者は顧客のさまざまな業務を支援する役割を果たしてきた。顧客のパートナーとして機能することで信頼を勝ち得てきた企業ばかりである。これは他の産業にない強みである。この強みを活かし、顧客の課題解決に参画し、より高い価値を提供することで印刷産業は、今後も持続的に成長していくことが可能であると確信している」と、新たな価値創造による顧客支援の重要性を訴え、日印産連としても会員企業の経営基盤強化のために技術革新動向など国内外の有益な情報を収集発信し、印刷産業のさらなる発展に向け努力していくことを確約した。