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団体

AJCR、トナーカートリッジ「リサイクル品」に認定資格制度導入

2011年10月31日

 トナーカートリッジのリサイクル事業会社32社で構成される日本カートリッジリサイクル工業会(AJCR、白崎弘隆会長)は、レーザープリンタなどに使用されるトナーカートリッジの「リサイクル品」に対し、業界で初めて環境管理基準・品質管理基準を定めた「E&Qマーク」制度を導入し、11月1日より運用を開始する。
 現在、国内では年間約2,200万本のトナーカートリッジ(モノクロ・カラー)が使用され、約23%に当たる約510万本のリサイクルトナーカートリッジ(リサイクル品)が利用されている。トナーカートリッジ全体の市場規模は約3,600億円、うちメーカー純正品(汎用品含む)などが約3,200億円、リサイクル事業者によるリサイクル品が約400億円と推定されている。AJCRでは、約1/4のシェアを占めるリサイクル品について、今後は業界をあげて品質向上に取り組むこと、さらに近年、国内外でトラブルとなっているカートリッジの模倣品と一線を画すために同制度の導入を図ることとなった。
 「E&Qマーク(ECO&QUALITY)」制度は、第三者審査機関によって「環境管理基準24項目」、「品質管理基準9項目」の合計33の審査項目に合格した事業者に与えられる認定資格で、認定取得事業者は、リサイクル品の外箱にAJCR指定の「E&Qマークラベル」を貼付することが可能となる。

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