2011年4月4日
(社)日本印刷産業連合会(猿渡智会長)は、計画停電の印刷産業界に及ぼす影響について、会員企業の声をまとめ、すでに経済産業省に提出している。しかし、夏場の最大電力需要期を迎えるにあたり、さらに大きな影響が懸念されており、国はこうした事態を打開すべく、産業界全体で電力の需要削減を推進し、計画停電を回避する施策について業界単位に協力要請を行っている。
印刷産業界についても3月29日、経済産業省より申し入れがあり、日印産連では会員10団体と相談の上、東京電力管内の印刷・関連企業に関する電力削減計画(自主計画)について検討し、経済産業省に提出することとなった。そのため日印産連では、印刷産業界の電力削減自主計画の立案のため、会員団体を通し「電力削減計画に関する調査」を実施し、協力を呼びかけている。