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東京光沢協組、新規需要開拓への方針打ち出す

2010年5月26日

 東京都光沢化工紙協同組合(萱槇雅浩理事長)は5月21日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニにおいて「第55回通常総会を開催し、新旧年度事業並びに収支予算等について審議し、いずれも原案通り、承認可決した。また任期満了に伴う役員改選では、萱槇理事長の再任が決定した。
 平成22年の事業計画では、専門業界の高い技術力を活かす光沢業界として出版・印刷業界にとどまらない販路の確保を視野に入れた組合員の意識改革と組合員の広報活動のための事業を実施していく。さらに、これまで継続実施してきた「印刷物に高付加価値を付与する光沢加工について、一般社会に周知を図るための活動」、「光沢加工サービス・グリーン基準」、「CO2排出抑制等環境対策活動」、「リサイクル事業」等は、循環型経済社会に向けた積極的な取り組みを引き続き推進していくとともに、厳しい経済環境にも確かな技術を提供できる光沢業界として活用できる事業を展開していく。
 総会終了後に行われた懇親会の席上、就任の挨拶に立った萱槇理事長は「電子書籍の現実化や出版物の減少、商業印刷物もネット広告に替わるなど近年の市場変化は、業界の中でも感じていることと思われる。その対応のためにも、これからの光沢加工業界として一つの考えに片寄らない広い視野に立った新規需要開拓や需要の掘り起こしを提案する」と新たな業界指針を掲げたうえで「一般社会生活の中には、半世紀以上に亘って消費者の要求に応え、作り上げてきた光沢加工製品が沢山ある。各自が一つの考えに片寄らない広い視野をもって当たれば、必ず開けると確信している」と光沢技術を活かした新分野への挑戦を呼びかけた。
◆新役員(敬称略)
 ▽理事長...萱槇雅浩(興亜産業)
 ▽副理事長...小原隆(大和紙工業)/宮本武紀(太陽堂成晃社)
 ▽専務理事...倉橋豊(東亜化学工業)
 ▽常務理事...大島一夫(太陽樹脂工業)

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