2009年2月25日
環境保護印刷推進協議会(E3PA、松浦豊会長)は3月23日、第8回クリオネセミナー「『CO2』排出量をどうやって"見える化"するか~印刷会社として知っておかなければいけないこと~」を開催する。
低炭素化商品の開発と普及を狙いとする「カーボンフットプリント制度」が平成21年度からいよいよ実施に移される。パッケージや商業印刷物に商品の『CO2』排出量を表示する役割を担う印刷会社として、同制度を正しく理解し、的確に対応する必要性が求められる。
その一方で、印刷会社自身も印刷物を製造・納品する過程で大量の『CO2』を排出している。それにもかかわらず、LCAの手法を採り入れた環境対応では、他産業に大きな遅れをとっているのが実情である。
そこで同協議会では、前回に引き続き『CO2』問題を取り上げ、ずばり「『CO2』排出量をどうやって"見える化"するか」をテーマとした第8回「クリオネセミナー」を開催する。『CO2』削減をめぐる緊急課題をどのように考え、いかに取り組むべきかについて、より実務的な角度から基本知識を学ぶ。
環境保護に関する企業姿勢をより明確なものとするために、会員各位はもとより、一般の印刷関係者にも参加を呼びかけている。
【開催要項】
▽日時...3月23日午後2時から午後4時30分(受付1時30分から)
▽場所...「日本印刷会館」2階大会議室
▽演題/講師...(1)カーボンフットプリント制度を考える(仮題)/中村大紀氏(経済産業省 商務流通グループ 流通政策課課長補佐)
(2)『CO2』削減を実現する診断サービスとは/大谷武士氏(全国中小企業団体中央会 政策推進部)
▽定員...100名(先着順・定員になり次第締め切る)
▽参加費...無料
※ただし、会員は無料(非会員は1名1,000円)当日、会場受付にて/資料代、ドリンク代を含む
▽申込先...E3PA事務局 セミナー係、TEL 03-3553-5681