2008年10月22日
環境保護印刷推進協議会(E3PA、松浦豊会長)は10月22日、東京・一ツ橋の如水会館において報道機関との懇談会を開催し、これまでの事業経過報告並びに今後の活動方針についての説明を行なった。
平成20年度事業では、「総会記念イベントの実施」、「環境省ホームページの環境ラベルとしてクリオネマークの登録」、「環境保護基金を環境保全事業団体への寄付」、「プリメディクス東京2008―印刷ビジネス交流フェアへの出展」、「韓国印刷業界『環境フォーラム』への講師派遣」、「『クリオネマーク』マップ―全国会員名簿2008年度版発行」等の活動を実施。
特に「『クリオネマーク』マップ―全国会員名簿2008年度版発行」については、プリメディクス東京2008ブースにおいて来場者に配布したほか、一般大手企業「CSR」、「環境保全」担当部課など約300社、また全国関係諸官庁「環境保護」担当部課など50地区をそれぞれ選抜して送付し、同協議会の PR活動を展開した。
また同協議会の今後の活動方針としては、高度化した「環境保譲」の要求に適合した新たな製品提供を踏まえて「認証登録基準」の見直しの検討に着手していく。同協議会では、懸案であった「洗浄油」を「認証登録基準」加えるため、技術系のワーキンググループを中心に協議を行ない、新技術による水準の高まった「環境保譲」に適合した製品の提供を受けて、それらに準拠した「認証登録基準」の抜本的な見直しを図っていく。さらにCO2の発生抑制も視野に入れた明日の「環境保護印刷」を考え、近い時期に高度化した「認証登録基準」の試案をまとめていく方針とのこと。
その他、「クリオネセミナー」の年内開催や12月11日から3日間、東京・有明の東京ビックサイトで開催される「エコプロダクツ2008」において(社)日本印刷産業連合会の協力のもと、同連合会出展ブース内で「クリオネマーク」のパンフレットなど配布して広報宣伝、PRを展開していく。