2016年11月8日
使用後の解体が容易な紙パック容器
凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、使用後の解体が容易な紙パック容器「EP-PAKオルカット」で、エコプロダクツ大賞推進協議会が主催する第13回エコプロダクツ大賞「推進協議会会長賞」を受賞した。
「EP-PAK」は、凸版印刷が開発した口栓付き紙パックで、内容物の保護性に優れ、常温での長期保存が可能。清酒や焼酎などの飲料はもちろん、業務用ヘアケア剤やカー用品など、幅広い分野での採用実績がある。
口栓のついた頭部の下のミシン目加工を前後に折り曲げて手で引き裂くだけで、簡単に分別できる新しい口栓付き液体用紙製容器で、既存の生産設備に改造を加えることなく対応できるため、設備コストをかけることなく、環境配慮型パッケージへの切り替えが可能になる。
誰でも簡単にリサイクルできる工夫が施された容器であり、これからの持続可能社会を意識した製品である点が評価され、今回の受賞となった。