2011年2月28日
MICROLINE690
(株)沖データ(東京都港区)は、環境性能の強化とともに印字速度やインクリボン寿命などの実用性能を大きく向上させたドットインパクトプリンタの新商品「MICROLINE(マイクロライン)600シリーズ」の出荷を欧米とアジアで開始する。今後、世界各地で販売を広げ、グローバル市場で年間2万台の販売を目指す。
同シリーズは、同社製品初のバイオマスプラスティックを一部部品に採用しているほか、独自開発の「Green ASIC IP」を搭載し、スリープ時の消費電力を従来機種より85%削減し1.5Wにするなど、高い環境性能を実現している。
また、新開発の印字ヘッドは、従来高価な高速機にのみ使われていた高速印字技術を採用し、従来機種より23%向上した毎秒700文字という高水準の印字速度を実現している。インクリボンの寿命は、従来機種の3倍以上になる1300万文字に、複写能力もオプションのトッププルトラクタの使用で17%アップの7枚に向上。このほか、様々な使用場所に対応できるよう、前面給紙を追加し、多彩な用紙ルートを装備している。