2019年5月13日
藤原 社長
会場では50年の足跡をパネルで紹介
（株）ユポ・コーポレーション（本社/東京都千代田区、藤原英幸社長）は5月10日、東京都中央区のロイヤルパークホテルにおいて来賓、関連業者など500名出席のもと「ユポ創立50周年記念式典」を盛大に挙行した。
同社は1969年5月10日、王子製紙（現・王子ホールディングス）と三菱油化（現・三菱ケミカル）折半出資により創立。以来、多様化する市場ニーズに応え、合成紙というニッチな市場で業務を展開してきた。
記念式典の冒頭、挨拶した藤原社長は、まず、創立50周年を迎えられたことに対し、改めて感謝の意を伝えた上で「昨年にはバイオマス樹脂を用いたユポグリーンを発売し、今秋には本格生産を開始する。また、長年の夢であった紙と同じようなハンドリングが可能で、一般油性インキを用いて、かつ両面印刷が可能なユポもこの秋にはお披露目できる」と、さらなる機能性を付加したユポの開発に着手していることを報告。その上で藤原社長は、「私たちは、この50年の節目を迎え、創業の原点を見つめ直し、お客様第一で開発オリエンティッドなチャレンジャーを目指していく」と、新たな50年に向けての抱負を述べた。
