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IGAS2018レポート|FFGS、毎時3,600枚出力の「Jet Press 750S」

2018年7月29日
FFGSブースのJet Press 750S
リョービMHIグラフィックテクノロジーブースのOEMブランド「RMGT JP750」

 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)は、インクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズの新ラインアップとして「Jet Press 750S」を新たに開発。IGAS2018で稼働デモを実施している。
 同機は、「Jet Press 720S」の優れた基本性能を継承しながら、プリントヘッドの打滴速度を高速化・高精度化し、新たな乾燥機構の採用により、毎時3,600枚という高速出力を実現。加えて、最大用紙サイズを750×585ミリに拡大したことで、B5サイズが1枚に6ページ分印刷できる。
 また、印刷用紙をベルトコンベアに密着させ、直接熱を与える新たな乾燥機構により消費電力を約10%削減。乾燥装置本体の全長が従来機に比べ70センチ短縮したため、設置面積も約15%削減している。
 さらに、画像部全面スキャンによる自動スジ検知を実現した専用の内臓検査システムをオプションとして開発。機械学習機能によってチューニングされた独自アルゴリズムで、従来不可能とされていた吐出曲がりなどによる「白スジ」現象を検出可能になっている。
 IGAS2018会場では、ワークフローシステム「XMF」と有機的に連携する富士ゼロックスの次世代工程管理ワークフロー「SE-BizObjects Production Cockpit1.0」を通じてホリゾンブースと連携。「Fujifilm Smart Factory」の一角として実践的なデモが実施されている。
 また今回、「Jet Pressシリーズ」の搬送部の製造を行ってきたリョービMHIグラフィックテクノロジー(株)ブースにもOEMブランド「RMGT JP750」として展示実演されている。

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