2017年11月10日
京都dddギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10)は12月14日から2018年3月17日まで、第215回企画展「ウィム・クロウエル グリッドに魅せられて」を開催する。
オランダのグラフィックデザイナー・クロウエルは、1952年に展覧会デザイナーとして出発したが、アムステルダム市立美術館のグラフィックデザイナーとしての仕事が最も著名である。また、実験的なコンピューター・アルファベット、切手、そしてカレンダーのデザインでも知られており、高く評価されている。
クロウエルの全業績を顧みると、理論と手法に前例のない次元の詩情と美学を統合させつつ、半世紀以上にわたって極めて一貫性のある作品づくりを実現し続けてきた証が浮かび上がってくる。
同展は、クロウエルの業績の全容を伝える日本初の展覧会となる。