2017年10月17日
コダックは、ドイツのメッセ・ベルリンで開催されたIFRA World Publishing Expo 2017において、新聞CTPのエントリーモデル「ACHIEVE NEWSプレートセッター」を発表した。
同モデルは、TRENDSETTER NEWSプレートセッターや完全自動のGENERATION NEWSプレートセッター(日本未発売)といったコダックの新聞市場向けサーマルCTPソリューションのポートフォリオを補完するもの。最大54版/時(タブロイド判サイズ)を出力する。出荷開始は2018年初旬の予定。
また、新しいマルチカセットユニット(MCU)も自動化ソリューションとして初披露された。コンパクトな設置面積でエネルギー消費量が少なく、4つのカセットに最大960版のプレートをセットできる。
さらに、新機能の「KODAK Mobile CTP Control APP」も紹介。AndroidまたはiOSデバイスを使用して、リモートで新聞CTPを監視できる。1つ以上のプレートセッターの生産および運用のステータスに関するリアルタイムな情報を提供し、オペレーターがCTPシステムに注意する必要がある時は、常に状況を報告。最高レベルの製版効率が維持される。リリースは2018年の予定。