2017年7月12日
京都dddギャラリー(京都市右京区太秦上刑部町10)は、9月4日から10月24日まで、第214回企画展「平野甲賀と晶文社展」を開催する。
同展は、平野甲賀が一手に装丁を担った時代の晶文社の書籍を一堂に集め、本と出版社と装丁家の膨大かつ幸運な仕事を展望するもの。
2014年から瀬戸内海小豆島に住みはじめた平野甲賀は、毎日写経のように自身の装丁、もうひとつの活動である舞台やコンサートのチラシやポスターをいまいちど手直し、作品上にメモまで書き付け、和紙に刷り出している。これらおよそ80点もあわせて展示される。