2017年5月12日
審査員長を務めたマシュー・カーター氏よりトロフィーを贈呈
(株)モリサワ(森澤彰彦社長)は5月11日、UDXシアターにおいて、タイプデザインコンペティション2016の表彰式と特別セミナー「グローバル・タイプデザイン」を開催。およそ200名が参加した。
同コンペは、新たな表現力とチャレンジ精神に溢れたタイプフェイスデザインの追求を目指して開催されたもの。世界49の国や地域から、前回を大幅に上回る739点(和文部門205点、欧文部門534点)の作品が寄せられ、結果、和文部門、欧文部門とも、独創性や審美性を追究した作品に贈られる「モリサワ賞」として、金賞、銀賞、銅賞各1点ずつと佳作各3点、モリサワからの製品化にふさわしい優れた作品に贈られる「明石賞」として各部門1点の入賞作品が選出された。また、「ファン投票」では、一般からのWeb投票で得票1位・2位の作品が決定。表彰式では、審査員長を務めたマシュー・カーター氏より、各受賞者にトロフィーが贈呈された(入選作品詳細)。
また、特別セミナーでは、「グローバル・タイプデザイン」という共通テーマのもと、各国の書体メーカが一堂に会し、日本語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、欧文それぞれの書体デザインの特長や各社が取り組む最新トピックスについて講演した。