2017年2月27日
講習会には現場オペレータなど約70名が参加
東京都光沢化工紙協同組合(鶴田和也理事長)は2月22日、文京シビックセンターにおいて、リスクアセスメント講習会を開催し、組合員企業のオペレータなど、およそ70名が参加した。
開催に先立ち、挨拶した鶴田理事長は「我々が使用している塗料や接着剤などの資材は、化学物質である。そのため各資材メーカーから提示される安全データシート(SDS)の内容を経営者だけでなく従業員も理解する必要がある」と、今回の講習会の開催意義について説明した上で、今後は、各メーカーらと協力のもと、組合員企業で使用する諸資材を登録制にし、リスクアセスメントの円滑な運用を支援していく考えを明らかにした。
リスクアセスメントとは、化学物質やその製剤の持つ危険性や有害性を特定し、それによる労働者への危険または、健康障害を生じるおそれを見積もり、リスクの低減対策を検討するもの。講習会では、資材メーカー数社を講師に迎え、リスクアセスメントの概要や運用上の注意点などが説明された。