2017年2月23日
今年から「Scodix Ultra Pro+Foil」をホワイトカンバスMON-NAKAに設置
印刷絵柄との高精度な位置合わせ技術を実演とサンプルで紹介した
メディアテクノロージージャパン(株)(MTJN、木谷活社長)は2月22日、ホワイトカンバスMON-NAKAにおいて、デジタルニス/箔システム「Scodix Ultra Pro+Foil」の実機見学会を開催し、150名が来場した。
「Scodix Ultra Pro」は、最薄約5μmから最大約250μm(点字モード)の厚盛りまでをカバーするUVインクジェット方式のデジタルエンボスシステム。最大4種の箔が搭載可能な「Foilユニット」と連動することで、ニスの立体感と箔の光沢を融合したデジタル加飾を実現する。さらに用紙の四隅に規程マークを印刷することで、4つのCCDカメラが位置情報を確認・補正するので、ズレのない高精度なスポットニス・箔加工を行うことができる。
デジタル加飾の実演では、まず、1パス目で印刷された用紙に厚盛りニスを施し、その上からデジタル箔加工を実施。2パス目では、さらに薄盛りニス加工を追加し、印刷絵柄に対して的確にスポットニス・箔加工を施す高精度な見当合わせ機能を確認した。