2016年12月8日
2日間にわたって審査が行われた
(株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、「タイプデザインコンペティション2016」の審査結果を発表した。
同コンペは、各界を代表する多彩な審査員とともに、新たな表現力とチャレンジ精神に溢れたタイプフェイスデザインの追求を目指して開催されたもの。世界49の国や地域から、前回を大幅に上回る739点(和文部門205点、欧文部門534点)の作品が寄せられた。
審査会は11月9・10日の両日、モリサワ本社大ホールにて行われた。2日間にわたる審査の結果、和文部門、欧文部門とも、独創性や審美性を追究した作品に贈られる「モリサワ賞」として、金賞、銀賞、銅賞各1点ずつと佳作各3点、モリサワからの製品化にふさわしい優れた作品に贈られる「明石賞」として各部門1点の入賞作品が選出された。また、「ファン投票」では、一般からのWeb投票で得票1位・2位の作品が決定した(入選作品詳細)。
なお、入賞作品と審査員の講評をまとめた作品集は、2017年春の刊行を予定している。