2016年6月17日
drupa2016ではスピードマスターXL106-8-P LEDで新操作コンセプトを紹介した
ハイデルベルグ社は、全自動運転を実現するための新たな操作コンセプト「Push to Stop(プッシュ・トゥ・ストップ)」を発表し、その技術を新世代スピードマスターXL106-8-P LEDで紹介した。
「Push to Stop」は、「プリネクトプレスセンターXL2」、「ウォールスクリーンXL」、「オートプレートプロまたはオートプレートXL2」、「インプレスコントロール2自動計測装置」を搭載した新世代スピードマスター機(XL75、CX/SX102、XL106、XL145/162)に対応する。
「プリネクトプレスセンターXL2」に搭載された「インテリスタート2」と「インテリガイド・アシスタントシステム」は、印刷機専用のナビゲーションシステムとして、ハイデルベルグ社が開発した特許技術。今回、発表した「インテリスタート2」では、カーナビが目的地までの最短ルートを割り出すように印刷前準備工程における最短ルートを算出。進行状況は、インテリガイド・スケジュール・ディスプレイにリアルタイム表示され、これによりオペレータは自動プロセスの全体像を確実に把握できる。また、手動での作業が必要な場合でも最適な作業タイミングを指示してくれる。