2016年3月3日
3月1日にドイツ・デュッセルドルフで開催されたdrupa2016 media conferenceで出展概要を発表するFFGSの真茅久則社長と伊藤卓夫取締役執行役員技術本部長
富士フイルム(株)(中嶋成博社長)はdrupa2016において、ホール8bに過去最大規模となる2,020平方メートルのブースを構え、「Value from Innovation」をテーマに「インクジェット技術」と「省資源」の2つの切り口からイノベーションを提示する。
とくに今回は、同社グループが持つ「インクジェットヘッド」「インク」「画像処理」といった革新的なインクジェット技術の総称を「FUJIFILM Inkjet Technology」として改めて定義。稼働率を20%向上させて処理待ち時間を短縮したフラッグシップ機「Jet Press 720S」の最新モデルのほか、ワイドフォーマット分野ではフラットベッドとロールプリンターを組み合わせた3.2m幅の「Uvistar Hybrid 320」、パッケージ分野では独自の画像形成技術「EUCON Technology」を搭載した軟包装裏刷り用途向けUVインクジェットプレス「MJP20W」などを展示実演する。
さらにハイデルベルグ社と共同開発したB1デジタルインクジェット印刷機「Primefire106」をハイデルベルグ社ブースで展示実演する。