2015年6月11日
最新パッケージソリューションに高い関心
国際的なパッケージ印刷業界団体であるIPG(International Packaging Group)が、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(株)(以下「FFGS」)のショールーム「FFGS Wing City ashigara」(神奈川県南足柄市)の見学会を開催。15ヵ国から30名以上が参加した。
IPGは、1963年の設立以来、50年以上の歴史を持つパッケージ印刷の業界団体。現在、世界24ヵ国の会員企業で構成され、紙器パッケージ印刷会社が中心だが、一部、軟包装印刷(グラビア/フレキソ)を手がける企業もある。
見学会では、水性フレキソ印刷システムの環境性・簡便性に関心が集まったほか、「Jet Press 720S」の広色域インクによる再現品質やオフセット枚葉機同様の搬送方式による高い印字精度・信頼性が注目の的となった。
また、軟包装印刷用「低臭気UVインクジェット技術」の紹介では、実機展示はなかったものの、次世代の軟包装印刷システムとして高い関心が寄せられ、活発な質疑応答が繰り広げられた。