2015年5月25日
ジョン・アンダーソン氏(左)とコダック・田嶋信介氏
コダック(同)(藤原浩社長)は5月22日、イーストマン・コダック社のフレキソ&パッケージソリューションのビジネス開発担当役員であるジョン・アンダーソン氏の来日に伴い、世界中で導入が加速しているコダックのフレキソ製版ソリューションの活用事例やグローバルでのパッケージ印刷市場の動向などについて記者懇談会を開催した。
アンダーソン氏は、パッケージ印刷市場について「現在『小ロット・多品種化への挑戦』の傾向が進み、そのための印刷手法の1つとしてフレキソ印刷が選択されている」とワールドワイドでフレキソ印刷機の導入が加速していることを報告。またアンダーソン氏は、アジア市場では、グラビア印刷が主流であることから「我々がアジア市場でフレキソ印刷のシェアを拡大するためには、多くのハードルを超えていく必要がある」と述べた上で、白インクの効率的な使用などフレキソ印刷の新たな可能性を提案するコダックのフレキソ製版の新技術「NX advantage」の特徴などについて説明した。