2015年2月26日
およそ90名が参加
ハイデルベルグユーザーで構成されるハイデルフォーラム21(HDF21)の近畿地区会(荻野隆会長)が2月25日、帝国ホテル大阪において開催され、およそ90名が参加した。
今回は、デジタル印刷分野にフォーカス。世界最大のデジタル印刷推進団体「PODi」の日本法人代表理事である亀井雅彦氏を講師に招き、「効果を売る」「デジタル印刷2.0」をテーマとした2部制でセミナーが企画された。
第1部で亀井氏は、バリューチェーンによる循環型ビジネスの必要性を訴えた上で、「顧客を知る」ということの重要性にも言及。「営業の目線だけでは価格競争になる。顧客、経営者の目線が必要」と説いた。
一方、第2部では市場でのデジタルカラー印刷機の位置付けや枚葉・オフ輪の棲み分けなどを解説した上で、「ターゲットのセグメント化、パーソナル化など、細分化する市場に合わせた新しい最適化の提案に商機がある」とし、デジタル印刷による新たな価値創造のヒントを提示した。