2014年10月10日
基調報告を行う小森善治会長兼CEO
(株)小森コーポレーションのユーザーで構成する小森会の「第24回近畿小森会」(北村昌造代表世話人・(株)永昌堂印刷会長)が10月9日、リーガロイヤルホテルにおいて開催され、同会結成以来最大となる220名の会員が出席し、盛況を呈した。
総会に続く恒例のKOMORI基調報告では、小森善治会長兼CEOが経済環境について、ウクライナ問題をはじめ、中国・ドイツの景気後退、消費増税後の国内景気低迷に懸念を示す一方、枚葉印刷機市場については「菊全以上の大型機は回復基調にあり多色化の傾向が強まっている」との現状を報告した。
また、同社の取り組みについて「ソリューションビジネスの推進」「知覚品質管理の徹底」「KOMORIブランドイメージの向上」の3項目に言及。前工程から後工程までをカバーし、顧客の利益向上に向けた最適な提案を実施するKOMORI OnDemandの全体像と開発製品群を紹介。その他、証券印刷機事業やPE/精密機器事業の展開などを改めて紹介した。