2014年9月12日
キング印刷が導入したドライスターUV LED搭載機は東北地方の第1号機となる
ハイデルベルグユーザーで構成されるハイデルフォーラム21(HDF21)東北地区会とハイデルベルグ・ジャパン(株)は9月11日、キング印刷(株)(福島県福島市、伊東邦彦社長)の工場見学会を共催し、全国からおよそ80名が参加した。
キング印刷は、東北地方で第1号機となる第三世代LED-UV乾燥装置搭載の「スピードマスターCX102-4ドライスターUV LED」を導入し、本年9月より稼働を開始している。
印刷実演では、マットコート紙を使い、印刷機の最高速度16,500回転で表面4色を印刷。版替えののち、すぐに裏を返して裏面4色の印刷を行い、その高い乾燥性を実証した。
印刷実演後に行われたパネルディスカッションにおいて伊東社長は「導入以前の当社は、生産性や品質面で他社に遅れをとっていた。そこで現在の市場ニーズに対応したものづくりの実践と従業員のモチベーション向上を目的として導入を決意した」と導入理由について説明した。