2014年7月28日
浅野会長
(株)モリサワ(森澤彰彦社長)のユーザーで構成するモリサワ会(浅野健会長)の第33期年次総会および研修会が7月24日、東京・千代田区のホテルグランドパレスにおいて開催された。
冒頭、挨拶に立った浅野会長は「日本は有史以来はじめて人口減少という現実に直面している」とし、「人口増加」を前提としたあらゆる事象を再構築することの必要性を強調。また、研修会テーマの「変化」について「様々な時間軸での捉え方があるが、我々は過去の変化の速度よりも加速している変化の中で、これからを考えなければいけない」と訴えた。
このあと会計報告が審議され、承認可決された。
続く研修会では、元アップルコンピュータ社長の山元賢治氏が「変化の時代を生き抜く新しい当たり前とは」と題して講演。山元氏は、外資系企業でのキャリアを通じて感じた日本人の特異性を指摘した上で、コミュニケーション能力の重要性を強調。世界で戦うリーダーに必要な「108の覚悟」をある種の戒めとして提言するとともに、スティーブ・ジョブズとのエピソードトークを交えながらグローバルビジネスの真髄に迫った。