2014年5月16日
VLF機が並列する圧巻のショールーム
ハイデルベルグ・ジャパン「interpack2014・先進企業視察ツアー」が最初に訪れたウィスロッホ工場・ホール11のプリントメディアセンターは、6台の印刷機と2台のダイカッター、そして4台のグルアーを配置できるスペースのショールーム。ここでは主にパッケージ印刷に関する技術開発を行っている。同ショールームでは、年間520回のデモンストレーションが実施され、また1年間で約1,000社が見学に訪れている。
ハイデルベルグ社は、2004年よりVLF(大型倍判印刷)機の開発に着手し、drupa2008において製品を発表。以来、油性機からUV機、そして8色両面反転機へと進化したハイデルベルグ社のVLF機は、すでに全世界で100台以上の導入実績を誇る。導入ユーザーの割合では、71%がパッケージ印刷で次に続くのが大型倍判の特性を活かし、超多面付印刷で高効率稼働を行うWeb2Printの印刷会社だという。今回の視察時にも多彩なカスタマイズを施したVLF機が展示されていた。