2014年4月15日
イーストマン・コダック社のウィル・マンスフィールド氏
コダック(合)(藤原浩社長)は4月15日、イーストマン・コダック社のインクジェットプリンティングソリューション・ワールドワイドマーケティングのトップであるウィル・マンスフィールド氏の来日に伴い、記者懇談会を開催した。
マンスフィールド氏は、BtoBビジネスに特化したイメージングテクノロジーカンパニーとして生まれ変わった新生コダックの主要マーケットを「パッケージ」「グラフィックコミュニケーションズ」「ファンクショナルプリンティング」の3分野とし、プレゼンでは「グラフィックコミュニケーションズ」分野におけるStreamインクジェットテクノロジーの有用性を中心に解説した。
「グラフィックコミュニケーションズ分野におけるデジタル印刷市場は、2015年には全世界で15兆円規模となる。コダックは同分野をカバーする多くのポートフォリオを持ち、その中核を成すのが世界最速の900m/分という印刷スピードを誇るStreamインクジェットテクノロジーだ」(マンスフィールド氏)とし、同技術を採用した「プロスパー」ブランド製品を、将来の新市場創出の牽引役へと成長させていく考えを強調した。