2012年6月7日
B0サイズのRapida145
B1サイズのRapida106
KBAは、「sprinting ahead」をテーマに、オフセット印刷機としてB0サイズのRapida145、B1サイズのRapida106とRapida105、B2サイズのRapida76を展示実演したほか、水なしUV印刷機のGenius52UVやバリアブルフォーマットオフセット輪転印刷機のVarius80なども展示し、商業印刷やパッケージ印刷分野を中心としたオフセット印刷ソリューションを展開した。
ラージフォーマット(1,050×1,450ミリ)のRapida145は、6色+コーター仕様で15,000枚/時(ストレート最大17,000枚/時)の実演、またKBAのフラッグシップモデルであるRapida106は、4色+4色+コーターによる12ユニット仕様で20,000枚/時の実演を行った。両機種ともにセンサー供給システムや同時版交換システムなど、多くのオートメーション・モジュールを搭載し、素早いジョブチェンジによる高い生産性をアピールした。
一方、Rapida105も幅広いオートメーション・オプションを搭載し、最大生産速度を17,000枚/時まで上げた速度強化パッケージを展示。とくに今回は、Atlantic Zeiser社の高速デジタルUVインクジェットモジュールDelta 105iUVシステムとLED UVドライヤーを組み込み、パーソナライズドプリンティング・コーティングを実演して注目を集めた。
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