2012年5月22日
Xerox iGen150 Press
Xerox CiPress500
ゼロックスブースで注目を集めたのが、ハイエンドフルカラーオンデマンド印刷システム「Xerox iGen 150 Press」と、インクジェットシステム「Xerox CiPress 500 Production Inkjet System」。
Xerox iGen 150 Pressは、Xerox iGen 4 Pressの上位機種。A4(長辺フィード)で137ページ/分(Xerox iGen 4 Pressは110ページ/分)の生産性向上を達成するとともに、最大用紙長660mm(短辺フィード)に対応。2,400×2,400dpiの出力解像度の採用による色安定性や文字品質の改善、さらにマットトナー採用により、光沢の均一化による画質の向上を実現している。会場ではJDF対応インライン製本システムと接続して実演されていた。
一方、Xerox CiPress 500 Production Inkjet Systemは、ウォータレスインクジェットテクノロジーを採用したドロップ・オンデマンド方式のインクジェットシステム。薄紙印刷適正に優れるソリッドインクを使い、152m/分(500fpm)の速度で600×400dpi、100m/分(325fpm)時には600×600dpiの解像度に対応。対応用紙幅は最大513mmで、印字エリアは幅495×長さ559mmまで対応する。会場では、2台連結による両面印刷(ロールtoロール)が実演されていた。
なおブースでは、同社がスポンサーをつとめるシルク・ドゥ・ソレイユによるライブパフォーマンスが1日3回行われ、毎回大勢の来場者で盛況を呈した。
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