2012年5月3日
5月16日まで、世界の印刷関連メーカーが進めてきた過去4年間における研究開発の成果が競演
世界最大規模を誇る国際印刷・メディア産業展「drupa2012」(主催:メッセ・デュッセルドルフ)が5月3日開幕した。
ドイツ・デュッセルドルフ見本市会場には世界約50ヵ国からおよそ1,850社が出展。16日までのおよそ2週間にわたって世界の印刷関連メーカーが進めてきた過去4年間における研究開発の成果が競演する。
今回、drupa2012が掲げるスローガンは「your link to print」。パッケージやエレクトロニクス印刷、パーソナライズドデジタル印刷といった分野の他、グリーンプリンティングや高機能印刷、Web to Printといった分野の出展に注目が集まっている。
とくに、活気を帯びるデジタル印刷ソリューションでは、B2サイズ対応システムが追い次いで発表される他、ランニングコスト低減、高速化、付加価値化、用紙対応強化をもたらす最新技術が焦点。また、オフセット印刷機メーカーによるデジタル印刷機市場への本格参入が出揃う形となり、プロトタイプながらその実機が公開されている。
会期中35万人以上の来場者が見込まれており、日本からも多くの関係者が、2週間限定で突如として姿を現す「世界一の印刷工場『drupa』」に向けて出発している。
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