2016年12月21日
(株)ワンプラネット・カフェは、世界フェアトレード機関(WFTO)の国際フェアトレード認証を取得した。これにともない、同社がプロデュースするバナナペーパー「ワンプラネット・ペーパー」に、日本初のフェアトレード認証の紙が誕生した。
「ワンプラネット・ペーパー」とは、アフリカ・ザンビアで通常廃棄されているバナナの茎から繊維を取り出し、日本の和紙技術によって生まれる紙。ザンビアのオーガニックバナナ農家との取引や、現地工場での雇用により、子ども達が学校に行けるようになったり、マラリア予防の蚊帳を購入することができるようになった。また、貧困が原因で起こる密猟や森林伐採の抑制効果もある。
日本では、印刷会社、紙製品メーカー12社による「ワンプラネット・ペーパー協議会」で、名刺や証書、包装紙、マスキングテープなど、様々なバナナペーパー商品の開発と販売を行っており、個人はじめ、多くの企業や教育機関、団体などで使われている。