PJweb news

印刷産業のトレンドを捉える印刷業界専門紙【印刷ジャーナル】のニュース配信サイト:PJ web news|印刷時報株式会社

トップ > 環境 > 胆管がん発症問題、SANYO-CYP・山村社長が大印工組理事会で報告

環境

胆管がん発症問題、SANYO-CYP・山村社長が大印工組理事会で報告

2015年7月16日

 胆管がん発症問題の発端となった大阪の校正印刷会社、(株)SANYO-CYP(大阪市中央区)の山村健司社長が15日、大阪府印刷工業組合(吉田忠次理事長)の理事会で「胆管がん問題の解決」について報告した。
 山村社長は、まず「印刷業界に多大な迷惑をかけ、大変申し訳なく思っている」と謝罪した上で、「報道で大きく取り上げられてきた事案について、無事に被災者全員と和解に至り、当社として大きな節目を迎えることができた」と述べ、現時点では、まだ原因物質の特定、因果関係は不明だが、これからも国の調査に全面協力していく考えを強調した。
 山村社長の説明によると、原因物質として蓋然性が高いとされている1-2ジクロロプロパンが含まれる溶剤は、すでに2006年(平成18年)には溶剤を変更。暴露者については、問題発覚後すぐに連絡を取り、会社が検診費を負担して6ヵ月に1回検診を行っている。
 一方、全拠点ともにプッシュプル型換気装置を設け、有規則に該当する物質を使用していないものの、環境測定を6ヵ月に1回実施。「定量的観点、専門家からの指導を得ながら、安心安全に勤務できる職場環境を目指している」(山村社長)

特集
デジタル印刷特集 2024
デジタル印刷特集 2024

「生産工程の見直し」あるいは「創注」という印刷経営戦略としてのデジタル印刷ソリューションにフォーカス。
(2024年3月25日)

検査システムによる品質管理 2024
検査システムによる品質管理 2024

システマチックな検査工程で品質保証と効率化を目指す。
(2024年3月15日)

page2024特集
page2024特集

「page2024」の事前情報を配信。開催テーマは「連携」。
(2024年1月22日〜)

2024年 ここに注目!
2024年 ここに注目!

独自戦略でアフターコロナ時代を躍進する企業、新製品、注目技術を紹介。
(2024年1月1日)

ダイレクトメール特集 2023秋
ダイレクトメール特集 2023秋

成長市場を追う─DMを新たな事業領域に。
(2023年12月15日)

印刷会社の創注
印刷会社の創注

「注文が来ないなら、創り出さなくてはいけない」というストレートなテーマ「創注」にフォーカス。
(2023年11月25日)

インクジェット特集2023
インクジェット特集2023

インクジェットテクノロジーが印刷ビジネスにもたらす新たな事業領域とは。
(2023年9月5日)

印刷通販ビジネス2023
印刷通販ビジネス2023

印刷通販ビジネスの最前線を特集。
(2023年8月25日)

特集一覧へ
印刷関連のブログ
twitter|@PJnews_headline
twitter|@PJnews_headline

https://twitter.com/PJnews_headline

facebook|印刷ジャーナル
facebook|印刷ジャーナル

https://www.facebook.com/printingjournal