2014年8月11日
(株)アイカ(本社/愛知県名古屋市、渡邉照雄社長)は、コダック合同会社(藤原浩社長)が提唱する「マテリアルリサイクル」プロジェクトに取り組み、廃液の廃棄コスト削減と社会貢献の両立を図っている。
同プロジェクトは、コダック製CTPシステムの使用済み現像廃液を回収してコンクリートにリサイクルするもので、現像済みの廃液を傷んだ道路の補修やテトラポッド・防波堤などを作る資材として生まれ変わらせることで社会貢献に繋がる取り組み。
同社プロジェクトが実際に本稼働したのは今年6月。本社工場・小牧工場で稼働しているコダック社製のCTP全3台の現像廃液を回収し、7月の廃液回収量は580kgだった。廃液回収をマテリアルリサイクルに変更したことで、これまでの廃液回収費よりもコスト削減を達成。昨年実績で9,680kgの廃液を回収しているため、年間約10万円の廃棄処理コスト削減を見込んでいる。